A fact of life

25歳 院生 直面している現実

おばけよりも人間の方が怖い。

夏も近いので怖い話。

 

アルバイトをしているんですよ、塾で。

基本的に塾内ではあんまり人と関わらないようにしていて、

というか年齢層が割と高いので、自分と同じくらいの年齢の人っていうのが少ない。

だからまぁ基本的には挨拶程度の人間関係しかないんですけど、まぁ別に馴れ合うとかも考えてないしそれでいいかなって思っていたんです。

ある時新しく入ってきた講師の方(Aさんとします)で割と年齢若めで珍しく?気さくに話書けてくれるもんで、僕も気を許してライン交換したりしたんですよ。これが割と最近の話なんですけど。

交換してから1週間経ったくらいで「明日暇ですか?」っていうラインがきて

あーいいですよって言って昼頃に会う約束をしたわけです。

 

それで合流して、今までちゃんと喋ったことなかったですよねーって話になって

色々話してたんですけど、まぁここまでは普通ですわな。

ある時急に「仏法って知ってますか?」っていう話に。

内心「え?知ってるけども…?」ってなって頭の中が真っ白に。

聞き間違いかと思って聞きなおしてみると「仏法であってます。」と。

「えーあぁまぁ聞いたことはあります〜」みたいな。話そらそうと思っても、

話ぐいぐい進めてきて、「この後講演会あるのでいきません?」みたいな。

うわ、まじかとか思って。こういう話聞いたことあって、脳内シミュレーションはしていたけど、実際そうなると難しい。

「話聞く程度ならまぁ」っていういかにもそっからどっぷりはまってしまう人のセリフを吐きつつ、そこから1分もしない会場へ。

詳細は書きませんけど、もうなんというか高齢者が多くて、

それでプレゼンが始まるわけです。

ただもう内心いかにしてここから脱出するかしか考えてないわけです。

んで耳にするのも嫌だったので、片方にイヤホンつけてラジオ聞いてたんです。

これはまさに中学生の時嫌いな先生の授業の時にやってたテクです。役に立った。

それで頃合いを見て抜け出そうと。連れきてた人は隣でちょっと寝てるから、

いけんじゃね?みたいな。30分経ったくらいで意を決して抜け出した。

この建物の作りがわかってないので行きで来たエレベーターを待ちます。

早く来い早くこいって待ってたら、Aさんがやってきて、「どうしました?」

って。ちょっとやべーなこれって思ってて「あ、もう一時間経ったのでいいかなって」

というとちょうどエレベーターがやってきて乗る。Aさんも乗る。

お前も乗るんかい。

とりあえず逃げたい一心で駅へ向かうけど、その途中でAさんが引き続き素晴らしさ?みたいなものを解いていきます。さっきまでの話少し聞いた限りだと胡散臭さハンパないなって思ってて、少し反論してみたんですけど、やっぱこの手の熱心な人には何も通じない。何を言っても話通じねーなっていう諦めのもと改札に到着。

「じゃあ帰ります」っていうところでその宗教のパンフレットを手渡す。

とりあえず受け取るもきもちわりーっていうきもちでいっぱいな訳です。

そこから駅のゴミ箱にスラムダンク。その流れでラインをブロック。

あー怖かった。

実際おばけ的なそういうのよりもよっぽど人間のがこえーなっていう話でした。

実際に自分の身に降りかかるとこえーよ、まじで。