A fact of life

25歳 院生 直面している現実

成績という評価

大学院生なので成績がつく。

成績というのはいくつになっても嫌なものなのだが、

今日成績開示されているのを見て、驚いた。

この歳になって最高記録を更新することになるとは。

もちろん良い成績が多かった、という意味で。

ほとんど「優」なのである。

こんな成績今まででとったことがない。

一応断っておくと

自分が特別秀でていて素晴らしい成績というわけではなく、

大学院の成績の成績のつけ方がそんな感じというだけなのだが。

(友達にも聞いたらみんなそんな感じ)

成績が嫌いになったのは中学生くらいからで、

小学生の時はだいたい◎だった成績が、1~5の数字で評価されるようになって、

ほぼ3で、たまーに4か2がある。そんな面白みもない成績だった。

当時反抗期真っ盛りの自分は、成績がいいやつ=教師に媚を売ってる連中だと

決めつけていたので、教師に媚売るくらいなら成績低くてもいい。

みたいなスタンスだった。(実際純粋に点数が悪かっただけだが)

しかし中学校の怖いところは、高校にいくためには内申点を稼がないといけない。

それまでどれだけ先生に反抗していても、高校にいくためには、「媚びる」

まではいかないまでも、ある程度は教師に従順にならなければならない。

成績のために教師に屈してしまったあの瞬間は今でも忘れられない。

今思えば、教師に自分の好き嫌いを割り切って媚びる、というのも一つの能力。

それで自分が良い学校に行けると考えれば、それができるのは「賢い」と思える。

当時の自分にはそれができなかったが。

高校に入って初めて英語で「5」をとったことがあり、

そこで調子に乗った(二重の意味で)おかげで今の自分がある。

(自分は英語ができると錯覚させてくれた)

さらに高校に入り生まれて初めて数学で「1」をとった。

文系なのに何で数学やらせるんだー。という風にしか思ってなかったが、

ある意味貴重な経験だったと思う。自分が真面目に数学を勉強した最後の瞬間である。

高校3年になって、家で徹夜するのがかっこいいと思っていた時期があり、
(実際には最高に効率が悪い)

その時期は昼に起きて、それから学校にいく。という生活習慣だった。

朝に完全に起きられなくなっていた。

授業自体は必要単位はもうとっていたので大丈夫だったのだが。

それもあって最後の成績をみると遅刻回数が50回を超えていた。

厳密に言えば欠席をしていた時も、普通なら欠席になる時もあったのだが、

担任の先生の温情で遅刻扱いになっていたのだ。

このことには最近気づいたのであるが、本当に頭が上がらない。

まぁ大学受験には高校受験と違い内申はほぼ関係ないのはわかっていたが。

大学の成績はもう単位くればいいやっていうスタンスだったので、割愛するが、

正直あまりいい成績ではなかった。

まして教職で卒業単位にならない授業分まで取る必要があったりして、

GPA気にしている余裕もなかったと言い訳しておく。

(教職関連の単位は良い評価が多かった。)

そんな自分が今になって成績のことで良い思いをする時がくるとは…。

感無量だ…。大学院入ってよかった(笑)