自己嫌悪あるいは自傷行為
夜寝るときに音楽を聞く。
特に睡眠しやすい音楽とかでもなく、その時聞きたい音楽を。
たまぁに、すっごい暗い曲を聞いて暗ーい気持ちのまま
自己嫌悪しつつ寝たい日もある。
何か嫌なことがあったわけでもなく、かといって何かをしたわけでもなく、
ただ非生産的だったそんな夜は自己嫌悪したいのである。
これも一種の自傷行為なのかもしれない。
誤解しないでほしいが、自分は自傷行為など一切したことがない。
精神的な意味での、だ。
自分はダメなやつだ、本当に救いようがない。
でも音楽の、詞には救いがある。救われる。
おそらくこの行為の始まりは失恋であろう。
中学生だったか高校生だったか、ダメでどうしようもない自分を、
戒めるでも、苦しめるでもなく、ただただ恋愛で右往左往する自分を演出していた。
だいたいプレイリストを作り寝るまでひたすら垂れ流すのであるが、
昨日プレイリストを作って気がついた。
明るい曲ばっかだ。自己嫌悪に浸れるような暗い曲が減った。
中学、高校はあれだけ暗い曲を揃えていたのに、
あの時との違いをこんなところで気づかされた。
余談だが、プレイリストを人に見られるのが死ぬほど恥ずかしい。
死ぬほどは言い過ぎにしても、裸を見られるのと同じくらい恥ずかしい。
自分が普段どんな音楽を聞いてるとか、どんな曲でプレイリスト作ってるとか、
そういうの知られるのはとても恥ずかしい。
アーティストがどうとか、そういう問題ではなく、
個人的な、パーソナルな部分だと思うのだ。
だからあまり人前では音楽を流さない。
季節の変わり目はなんかエモいんだなぁ…。
もう秋ですか。