帰り道と夜の遊園地と秋の訪れ
学校の帰り道にする寄り道が好きだ。
帰り道に遅い昼食を済ませることがある。
学校の中でご飯を食べるのが好きじゃないから、外で済ませることが多い。
早く食べられるからうどん、そば、ラーメンが圧倒的に多い。
(スパゲティも好きだが外で食べるとあまり安くない。)
ご飯じゃなくても、定期券内の駅とか最寄駅の喫茶店に立ち寄ることもある。
1日のやることを終え開放感に浸りつつ、コーヒーをすする。
家に帰ってもやることがないから、やることがなくなるまで時間を潰す。
と言ってもやることなんてたかが知れていて、
すぐにやることがなくなる。
外を眺める。
ここは某遊園地があることもあって、平日の夕方から夜にかけても人が多い。
帰宅中の学生、サラリーマン、親子…中々バラティに富んでいる。
店内からの視線にも気づくはずもなく、まっすぐ家に帰ってく。
夏はもっと人がいた気がするけど、もう最近は日が落ちるのは早い。
街灯や店内の明かりを覗いたら外はもう真っ暗だ。
セミももう泣いてない、代わりに鈴虫か何かが鳴いてる。
と言っても店内からは聞こえようもないのだが。
遊園地には成人式の時に行ったきりだけど、
園内の賑やかさと、園外の、営業時間外の閑散とした雰囲気のギャップが楽しい。
この秋になり始めた感じが好きだ。
徐々に涼しくなって、ほのかにする金木犀の香りが最高に好き。
冬はあまり好きじゃないけど、秋の訪れを感じさせる風の冷たさは
夏の終わりを感じさせる。
ポエマーみたいになってきたからこの辺でやめておこう。