A fact of life

25歳 院生 直面している現実

前へ進もう少しずつでも構わないから

最近涙腺がゆるくてかなわん。

映画観て号泣した話はこないだ書いたんですが、

今日は漫画読んでて号泣ではないにせよ、うるっとしてしまった話。

 

個人的に今一番アツい漫画が「鬼滅の刃

いい意味でジャンプらしくない、でも読んでみるとジャンプ!って感じの

漫画だと思います。最初は読んでなかったんですが、

読んでみるとめちゃめちゃ「光るところ」ばっかりです。

何が一番いいかって言われると「台詞」かな、と個人的には思っていて

良いこというんですよね、これがまた。

ドラマにしてもそうですけど、「台詞」はそれをいう場面があって

良いものになるんですよ。

よくテレビとかで名台詞シーン集めました、みたいな番組ありますけど、

あぁいう場面をただ切り取っただけでは感動しなくて、

そのドラマを観てきてそのシーンがあるからこそ感動するというか、

文脈ってやつですよね。

話それましたが、「鬼滅の刃」はその台詞を持ってくるシーンへの運びが

とてもうまいんですよ、これが!

他のジャンプ漫画でも名作と呼ばれる漫画も往々にしてそうなんですが、

現時点でまだ8巻しか出てない漫画、しかも初連載?でここまで

やってるのは天才だと思います。

コミックスとか、ジャンプの巻末のコメントとかに

作者の謙虚さが見えてくるのもすごく印象としてはいいですよね。

ファンへの感謝一体どれだけ書くんだよっていう(笑)

また、コミックスの話の間のページのキャラクターを掘り下げてるのも

すごくいい。登場人物のキャラクターがよく描けてるから、

読者は感情移入というか、キャラを応援したくなるんだと思います。

 

最新刊のコミックスが昨日発売して、今日やっと買えたんですけど

いやジャンプで読んでるから知ってる話ではあるんですが、

どうしても今回は買わなきゃなって。

登場人物が一人お亡くなりになるんですが、自分がうるっときたのは

その後のシーンで、主人公が「悔しいなぁ…」

って涙を流して、他の仲間たちも泣き出す、っていうシーンがあるんですが、

ここがもう涙腺にきましたね。

登場人物の死っていうのは漫画、特にジャンプにとっては印象深いシーンで、

ONE PIECEのエースとか、NARUTOのイタチとか自来也とか)

その印象に残る「死」のシーンを「鬼滅の刃」では

8巻目にしてやってるんですよね。

前述のワンピにせよナルトにせよ40~50巻あたりで、結構後なんですが、

(比較とか早ければいいと言ってるわけではないです。)

両漫画ともそこから主人公の成長の糧にしていくんですが、

前述したシーンで、主人公と仲間の成長を匂わせてるんですよね。

そこがすごい上手いな〜って思いました。

漫画読んでてキャラが死んでも感情移入とかなければ「あ、ふーん」

で終わっちゃうんですよ。

個人的にこれからの展開がすごく楽しみです。

でも「このまま」で行って欲しいですね。

タイトルは「鬼滅」のタイトルからパクっちゃいました。(笑)

自分への叱咤も込めて。